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電気ケトルに発がん性あり?ミルク作りに心配はいらない!

電気ケトルの発がん性 子育て:お役立ち情報

電気ケトルは、赤ちゃんのミルクを手早く作りたい、というママさんたちに大人気。

でも、ネットでは「電気ケトルに発がん性があるのでは?」と言われていて、実際に使うのを迷っていませんか?

我が家でも電気ケトルを使っているので、実際どうなのか気になったのでしらべてみることにしました。

電気ケトルに発がん性があると言われる理由

電気ケトルに発がん性があると言われる理由

まずは結論からですが、私が調べたかぎり電気ケトルを正しく使えば、発がん性を気にしなくても全然大丈夫です!

そもそも、なぜ電気ケトルに発がん性があるといわれているのでしょうか?

まずは、その原因から解説します

水道水に含まれるトリハロメタンが原因

水道水には、トリハロメタンという有害物質があり、これは以前からずーーーっと発がん性があると言われています。

このトリハロメタンは、ごくごく少量であれば、人体に影響はないという結果で、事実日本の水道水は世界1位といっても過言ではないほど安全性が高いです。

WHOが定める基準よりも、日本の水道水の基準は厳しく、実際水道水が原因の健康被害はほとんど聞いたことがありませんよね。

じゃあ、なぜトリハロメタンが問題視されているのかというと、沸騰させると一時的に量が増えるからなんです。

つまり、ケトルでお湯沸かす=トリハロメタンが増える

だから、ケトルでお湯を沸かすのは発がん性の危険がある、という流れ。

事実を知れば、ちょっと笑えるレベルでしょ?

実際増えたといっても、もともとがかなり少ないのに、それがちょびっと増えただけの話。

だから基本的には全く問題なし。

プラスチックが溶けるから

プラスチックが溶けるから

もう1つの理由が、「プラスチックが溶けるから」というもの。

電気ケトルで使われているプラスチックから発がん性物質が溶けだす可能性があるといわれてるだけど、実際どのような場合にその可能性があるのかまとめました。

  • 長時間高温加熱: 沸騰後も長時間保温状態にしておくなど、高温で何度も加熱すると、プラスチック製の電気ケトルからBPAが溶け出す可能性が高くなります。
  • 傷や劣化: 電気ケトルの内側が傷ついたり、劣化したりすると、そこから有害物質が溶け出す可能性があります。
  • 酸性の強い液体: レモン汁やオレンジジュースなど、酸性の強い液体を入れると、プラスチック製の電気ケトルからBPAが溶け出す可能性が高くなります。

*BPAとは、ビスフェノールAのことでプラスチックを硬くするために添加される化学物質です。

対策としては、

  • 長時間高温加熱を避ける: 沸騰後すぐに電源をオフにし、保温機能は短時間のみ使用しましょう。
  • 傷や劣化を防ぐ: 電気ケトルを落としたり、硬いものでこすったりしないよう注意しましょう。
  • 酸性の強い液体は入れない: レモン汁やオレンジジュースなど、酸性の強い液体を入れる場合は、ガラス製やステンレス製の電気ケトルを使用しましょう。
  • 使用後はすぐに洗って乾燥させる: 使用後はすぐに洗って乾燥させ、水垢や汚れを溜めないようにしましょう。

ご紹介した2点が、「電気ケトルには発がん性がある」といわれている理由です。

なので、今紹介した注意点を守れば、とくに電気ケトルに発がん性があるなんてことは気にしなくて大丈夫です。

そうはいっても、愛するわが子に、なるべくなら安心・安全なお水を飲ませたい!

という心配性な方もいらっしゃいますよね。

何を隠そう、私も心配症で、自分ならまだしも、赤ちゃんに発がん性があるお水を飲ませたくない、と思ってしまいます。

そこで、もし電気ケトルを買うなら、どんなものを使えばいいのか、選び方やおすすめの電気ケトルをご紹介します。

 電気ケトルの種類

 電気ケトルの種類

電気ケトルには、大きく分けてプラスチック製、ステンレス製、ガラス製の3種類があります。

それぞれの特徴と、発がん性物質との関わりについて詳しく見ていきましょう。

プラスチック製電気ケトル

  • 素材: ポリプロピレン、ポリカーボネート、ABS樹脂などが一般的です。
  • 発がん性物質: ビスフェノールA (BPA) が使用されている場合、高温加熱により溶け出す可能性があり、発がん性や生殖毒性が懸念されています。
    • BPAは、プラスチックを硬くするために添加される化学物質です。
    • 動物実験では、発がん性や生殖毒性が認められています。
    • 厚生労働省は、乳幼児向けのプラスチック製品におけるBPAの使用を禁止していますが、一般向けの電気ケトルには規制がありません。
  • BPAフリー: 近年は、BPA不使用の製品も多く発売されています。
    • BPAフリー製品は、BPAの代わりに他の化学物質を使用している場合もあります。
    • 安全性の高いBPAフリー素材として、PCTG (ポリカーボネートトライグリコール) などがあります。
  • 注意点: BPAフリー製品であっても、高温加熱や傷、劣化によって、他の有害物質が溶け出す可能性があります。

ステンレス製電気ケトル

  • 素材: 18-8ステンレス鋼などが一般的です。
  • 発がん性物質: 食品衛生法適合マークを取得している製品は、安全性が比較的高いと言えます。
    • ステンレス鋼は、サビや劣化に強く、安定した素材です。
    • 食品衛生法適合マークは、厚生労働省が定める基準を満たした製品に付与されるマークです。
    • このマークが付いている製品は、発がん性物質を含有するリスクが低いと言えます。
  • メリット:
    • サビや劣化に強く、長く愛用できます。
    • 二重構造の製品は保温性も高く、電気代節約にもなります。
    • デザイン性の高い製品も多く、キッチンに馴染みやすいです。
  • デメリット:
    • プラスチック製やガラス製に比べて価格が高い傾向があります。
    • 落としても壊れにくいですが、強い衝撃を与えると凹んだり変形したりする可能性があります。

ガラス製電気ケトル

  • 素材: 耐熱ガラスなどが一般的です。
  • 発がん性物質: 中性で化学物質を溶け出さないため、最も安全な素材と言えます。
    • ガラスは、化学物質を含まない自然素材です。
    • 高温加熱しても有害物質が溶け出す心配がありません。
  • メリット:
    • 安心の安全性に加え、透明性が高いため、お湯の沸騰状況を目で確認することができます。
    • デザイン性の高い製品が多く、インテリアとしても楽しめます。
  • デメリット:
    • 割れやすいというデメリットがあります。
    • 近年は耐熱ガラス製の製品も増え、割れにくくなっていますが、それでもプラスチック製やステンレス製に比べて衝撃には弱いです。
    • 価格が高い傾向があります。

安全な電気ケトルを選ぶポイント

安全な電気ケトルを選ぶには、以下のポイントに注意しましょう。

  • 素材: ステンレス製やガラス製を選ぶ
  • BPAフリー: BPA不使用の製品を選ぶ
  • 認証マーク: 食品衛生法適合マークなどを確認
  • 使用方法: 長時間高温加熱を避ける、傷つけない

素材

前述の通り、ステンレス製やガラス製の電気ケトルは、プラスチック製に比べて発がん性物質の溶出リスクが低くなります。

  • ステンレス製: サビや劣化に強く、長く愛用できます。二重構造の製品は保温性も高く、電気代節約にもなります。
  • ガラス製: 中性で化学物質を溶け出さないため、最も安全な素材と言えます。デザイン性の高い製品も多く、インテリアとしても楽しめます。

BPAフリー

BPAフリーの製品は、BPAの代わりに他の化学物質を使用している場合もあります。安全性の高いBPAフリー素材として、PCTG (ポリカーボネートトライグリコール) などがあります。

認証マーク

食品衛生法適合マークは、厚生労働省が定める基準を満たした製品に付与されるマークです。このマークが付いている製品は、発がん性物質を含有するリスクが低いと言えます。

ティファール(T-fal) KO3408JP

Amazonの口コミ件数が10561件(2024年5月3日時点)と口コミ数では2位の商品です。

また、評価も☆4.4とかなりの高評価。

3年使ってるとか、7年使って壊れたので買い替えたなど、信頼性の高さが伺えます。

ティファール(T-fal)

こちらは口コミ数が6348件と3位。でも評価は☆4.5とかなり高いです。

・注ぎ口が細くなって、コーヒードリップに注ぐのが楽になった

・落としたことでちょっと傷がついただけで何の問題もなかった

・中の容量がみえるので、とても便利

などの声がありました。

まとめ

電気ケトルには発がん性があるのか気になって調べてみました。

トリハロメタンやプラスチックが溶けだす可能性があるから、というのが理由でした。

トリハロメタンは超微量なので、特に問題なし。

プラスチックが溶けだす問題もBPAフリーのケトルを買えば問題なしです。

上記のことから、電気ケトルに発がん性があるというのは気にしすぎだということがわりますね。

我が家でも毎日朝はケトルでお湯を沸かしていたので、ちょっと安心しました。

偶然にもティファールの製品を使っていたので、BPAフリーということも分かってさらに安心。

電気ケトルを買う場合、プラスチック製ならBPAフリー、またはガラスやステンレス素材の製品を選びましょう!

 

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